からだのトリセツ(63)

引き続き、女性ダイエットあるある⑰

☑勿体ないから、太っていた時の服を着続ける

久しぶりに引っ張り出してきた服やスーツを着ると、かなりブカブカになっていてビックリ!

まぁこの辺を散歩したりコンビニ行く時用、スーツもまだ着れるし捨てずに置いておこうかな(^^)

なんて場面に遭遇したことはありませんか?その姿・・・・・見られてますよ。

近所の人や友人、取引先相手にお客様、後輩のあの子。オーバーサイズの服やスーツは

だらしなく見えるだけでなく、印象ダウンに繋がることもあります。

ダイエットに成功したらまず、ジャストサイズの服を着用することをおすすめします。

するともう前の体型に戻りたくないと体が無意識に正しい生活へと導いてくれます。

ダイエット中に飲み会や好きな食べ物をセーブし浮いたお金で、服を新調するのも気分転換になりGOODです。

皆さんも今の自分の体型に合う服を、身に付けて下さいね

 

 

からだのトリセツ(61)

引き続き、女性ダイエットあるある⑮

☑目標達成したから食事制限をやめる

ダイエット中に避けていたご飯を大盛にする、控えていた甘いのもを制限なく食べるなど

極端な例ですがこれぐらいピタリと食事制限をやめてしまうと、必ずリバウンドします。

ダイエット中に我慢を重ねていた人ほど、陥りやすいケースです。

食生活を急激に変えない事も大切ですが、そもそもダイエットを始めると時に長期間

続けられるものを選ぶことも重要になってきます。

じゃぁ、目標達成後のケーキやバイキング、焼き肉は?となってしまいますよね。

大丈夫です!そういう時は、好きなものを好きなだけ食べる日いわゆる“チートデイ”を設けるのです。

週に何回もではなく週1回程度が目安です。痩せ方さえ知っていれば、翌日の食事で調整したり

土日の運動量を増やしたりコントロールしながら上手に継続できるはずです。

リバウンドすると代謝が落ち痩せにくくなるので注意してください。

食事に限らず運動にも同じ事が言えるので、皆さんも上記を心掛けて継続して下さいね。

 

からだのトリセツ(61)

引き続き、女性ダイエットあるある⑭

☑野菜が足りないから、野菜ジュースでビタミン補給

野菜の食感や香りが苦手で食べたくないという人が、野菜ジュースを活用する

傾向が多いと思います。野菜ジュースで摂取しても良いのですが、注意点がいくつかあります。

まず、果物がミックスされて入るものは野菜だけのものに比べて糖質が1.5~2倍近く多いです。

甘いものには甘味料が含まれていることが多いので、裏面の表示を確認してみて下さい。

次に、栄養の観点から見ても食事から摂る野菜には劣る部分があります。

ビタミンCや食物繊維のように加工の段階で失われてしまう栄養素もあるため

“1日分の野菜”と記されている商品であっても、野菜そのものを食べた場合より栄養素が少なくなります。

皆さんも上記の事を意識し、ジュースだけを飲んで食事バランスを整えるのではなく

野菜を食べる習慣を身に付け食事でバランスを摂るようにしましょう。

からだのトリセツ(60)

引き続き、女性ダイエットあるある⑬

☑おやつはヘルシーなナッツ類

ダイエットの定番おやつと言えば、ミックスナッツ。オメガ3を多く含むクルミ

抗酸化作用のあるビタミンEが豊富なアーモンド、糖質が高くエネルギー補給になる

カシューナッツ・・・など沢山あり、種類によって効果は様々でメリットが確かにあります。

とはいえ、1回に1袋食べたり有塩ナッツはNGです。 ナッツは基本的に脂質が多く、食べ過ぎると

あっという間にカロリーオーバーしてしまいます。1日の目安は25g程度で、これを小分けに

して少量ずつよく噛んで食べるのがベストとされています。よく噛むメリットは、10回・25回・40回

と回数を多く咀嚼することで、栄養素の吸収が高まることが研究で明らかになっています。

皆さんも摂取する際はよく噛み、カロリーではなく栄養素をしっかり吸収しましょう。

 

 

からだのトリセツ(58)

引き続き、女性ダイエットあるある⑪

☑小腹も満たされるから、炭水化物メインの分食ダイエット

分食ダイエットは通常3回の食事回数を4~6回に増やす方法で、減量や肥満防止に効果が

あるだけでなく、糖尿病患者が血糖値コントロールのために行う事もあります。

比較的成功率の高いダイエット方法ですが、ポイントを誤ると失敗どころか食べ過ぎて

逆に太ってしまう事もあります。単純に食べる回数を増やすだけだと当然、総摂取カロリーも増えて

太ります。1日に必要とするカロリーは、デスクワーカーなら『体重×25~30cal』営業マンや美容師

など立ち仕事が多い方は『体重×30~35cal』で算出する事ができます。

こうして出た数値を6で割り、1回に食べる量を把握しましょう。簡単に済ます事ができる炭水化物

に偏りがちですが、タンパク質も一緒に摂る事を忘れずにしてくださいね。

正しい分食ダイエットは1日6回、2~3時間おきに食事をし、寝る3時間前には食べ終えること

毎食必ずタンパク質を摂り200~300calに抑え、水を1.5~2ℓを目安に摂取してください。

からだのトリセツ(57)

引き続き、女性ダイエットあるある⑩

☑ビールは太るから、蒸留酒だけ飲んでます

『飲み会の席ではレモンサワーかハイボール、蒸留酒なら良いんだよね?・・・』

おっしゃる通り焼酎やウィスキー、ウォッカといった蒸留酒には糖質は含まれていません。

今までビールやカクテルをガバガバ飲んでいた人が蒸留酒に替えるのは良い選択です、

しかしアルコールはいわゆるエンプティカロリーと言われるもので、栄養的な価値が

ないとされていて、カロリーがない訳ではありません。アルコール1g当たり7キロカロリーのうち

熱となって放散されるのは30%、さらにアルコールを分解している間は他のカロリーは分解されないため

一緒に食べた食事のカロリー消費は後回しになり、それが結果として脂肪になってしまいます。

蒸留酒は醸造酒よりもカロリーが高いという事、そしておつまみを食べ過ぎると太るという事

を覚えておいてください。

※糖質が多いとはいえ100㎖2~5g、たしなむ程度ならワインがおすすめです。

からだのトリセツ(56)

引き続き、女性ダイエットあるある⑨

☑酵素ドリンクでファスティング、とりあえず3日間

体重の減量ではなく体内の消化機能を休ませる事を目的とした“ファスティング(断食)”。

専門家の指導のもと正しく行えば確かな効果は得られますが、独自の方法で行うと

リバウンドするリスクが高まる可能性が高いと言われています。

肥満症の治療で行う超低カロリー食療法(VLCD)でも、1日400~600キロカロリーは摂取します。

筋分解が進んでしまわないように、そのうちの60%はタンパク質で構成されています。

要するに酵素ドリンクのみでファスティングした場合は、筋量が落ちてしまう可能性があります

置き換えるのであれば、栄養補助食品として販売されている流動食やプロテインを多く含む

食品などがおすすめです。ちなみに酵素ドリンクを飲んだ事がある方なら解ると思いますが

飲みやすいように砂糖が沢山入っているものが多いので、それなりにカロリーが高い

ということを覚えておいてください。

からだのトリセツ(55)

引き続き、女性ダイエットあるある⑧

☑毎日3ℓ以上の水を飲んで、デトックスしてます

美容を目的とした女性だけでなく、トレーニングのパフォーマンスを上げる為に水を大量に飲んでいる

ボディビルダーの人も少なくない。その量は最低2ℓ、なかにはそれ以上という人もいる。

沢山水分を摂る人に注意して頂きたいのが、水中毒です。水中毒とは、水の多飲により体内の

電解質バランスが崩れ血中のナトリウム濃度が低下することで、頭痛や嘔吐、むくみ、だるさ等が起きる事。

※これは稀なケースになります

水分は水やお茶、コーヒーといった飲料だけでなく、野菜や果物にも含まれています。

汗を大量にかく時期でない限り、無理して3ℓ以上もの水を飲む必要はありません。

喉が渇いたと感じた時は脱水しているサインなので、その前からこまめに補給し排泄を心掛けましょう。

からだのトリセツ(54)

引き続き、女性ダイエットあるある➆

☑トクホ飲料を飲んでいるから、メタボ対策はバッチリ

体に良いイメージが強いトクホ(特定保健用)飲料は科学的根拠があるからこそ安心して

手に取れますが、そこには思わぬ落とし穴があるといわれています。

1つ目は、裏付けのために行われている実験の対象者が高度肥満者であること

つまり普通~軽度肥満の人が飲み続けても劇的な変化が見られる可能性は期待できない。

2つ目に、脂肪を分解するというワードに惑わされがちであるという事

安静時でも人の体は脂肪を常に分解している、それが脂肪に戻ってしまうのは単に使ってないからです。

トクホ飲料を飲んでいるから運動量を減らしたり、高カロリーの食事を摂るのは危険です。

大切なのは飲料で脂肪を分解させる事よりも、運動で脂肪をエネルギーに変える事です

食べたら動くを心掛けて過ごしてみて下さいね。

 

からだのトリセツ(53)

引き続き、女性ダイエットあるある⑥

☑体に良いから、亜麻仁オイルやオリーブオイルを何にでもかける

健康に良いと聞けばたっぷり摂取してしまうのが人間です。最近では亜麻仁オイルやえごま油

といったオメガ3と呼ばれる油が注目されています。オメガ3は体内で作り出す事の出来ない

必須脂肪酸で、中性脂肪を減らし脳機能を高めたりうつ病予防にも働きかけます。

『じゃぁ、いっぱい摂取した方が良いんじゃん!』・・・それは大きな勘違いです。

まず、厚生労働省では1日1~2gの摂取を推奨してます。あくまでも油なので、普通に1g9カロリーの

エネルギーがあり摂りすぎは肥満や高血圧を招く恐れがあります。

また、オリーブオイルや菜種油といった植物性油は抗酸化作用があり注目されていますが

オメガ9系脂肪酸といって体内でも作られる脂肪酸なので追い油は摂る必要はありません。

結局は油には変わりないので、普段使用している油を変え、量は変えずが良いという事です。