からだのトリセツ(43)

今回はたんぱく質の栄養価についてお話します。

☑豆乳のほうが体に良さそうだから、牛乳を飲むのをやめた・・・

牛乳も豆乳もたんぱく質が多くて栄養価が非常に高いです。

ですが牛乳を長期間飲むのをやめてしまうと、たまに口にした際に

お腹を壊してしまうという乳糖不耐症を生じる事もあります、

これは牛乳の乳糖を分解する酵素ラクターゼの活性が低くなるからです。

酪農の歴史が浅い日本では大人の乳糖不耐症が多いそうです。

牛乳にはたんぱく質の他にカルシウムも多く、将来の骨粗鬆症予防に役立ちます。

骨が心配になりいざ飲もうとしたら乳糖不耐症になっていた・・・・・

なんて事も考えられます。そうならないよう、牛乳を飲む習慣もつけておきましょう。

 

 

からだのトリセツ(37)

今回はトレーニングの効果を最大化してくれる栄養についてです。

摂り方を間違うとせっかくのトレーニングが台無しになってしまいます。

 

☑筋肉をつけたいから就寝直前にプロテインを飲む

筋肉を作るたんぱく質は常に分解と合成を繰り返します。

筋合成を促すのはたんぱく質の多い食事と、運動です。

睡眠中は食事も運動もしないので筋肉は分解優位になります。寝ている間に筋肉が

減るのが嫌だという方は就寝前に筋肉の原料となるたんぱく質をプロテイン

(牛乳などを精製したたんぱく質サプリ)で補う方も少なくありません。

果たしてそれは正解なのか、不正解なのか・・・。

たんぱく質は分解と吸収に手間がかかり、内臓の中でも肝臓と腎臓の負担になります。

肝臓も腎臓も四六時中働いているので睡眠中は休ませてあげるのがベストです。

特に肝臓は運動のエネルギー代謝の要、就寝前に肝臓を休めないと次回の

筋トレの質が下がります。就寝前の2時間前までに食事もプロテインも摂取する

ことをおすすめします。

知らないとやってしまいがちなので、皆さんも気を付けてくださいね(^^)

 

東洋医学『肝』②

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

肝の生理機能

臓血を主る:血を貯蔵している。

夜になると血が肝に戻る、肝に血が戻らなくなると不眠になる。

異常により眩暈・難聴・不眠・子宮不正出血などをきたす恐れがある。

 

肝気不足による身体の関連

:イライラ・のぼせ

:筋肉のけいれん・四肢のしびれ

:柔らかく薄い・もろい・艶がない・変形

:視力減退・目の疲れ

:目の乾燥・赤目

 

身体の不調は何らかのサインをだしています、そのサインに気づいてあげてください。

身体を良くしてより快適な生活をおくりませんか?

身体の不調でお悩みの方お問い合わせお待ちしております。

 

次回は『心』についてお話していきます、お楽しみに(^▽^)/

東洋医学五臓『肝』①

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵、運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

肝の生理機能

1.疏泄を主る

①気の昇降出入:気血の流れを円滑にして隅々までいきわたらせる。

異常により頭痛・めまい・耳鳴り・胸の締め付け感・吐血・月経痛・生理不順などの症状が現れる。

②脾胃の運化:肝機能の疏泄と密接な関係、食べ物を吸収して運ぶ。

異常をもたらすとしゃっくり・ゲップ・胃もたれ腹痛などの症状が現れる。

③胆汁の分泌.排泄調節:脾胃の運化を助ける。

異常により消化不良・口が苦い・黄疸などの症状をもたらす。

④情志(感情、意志)の調節:判断力、計画性などの精神活動

異常によりイライラ・大きなため息をつくようになったり、全く人の話を聞かなくなったりする。

 

 

体は非常に緻密にできています。

身体のバランスを整え快適な生活をおくりませんか?

当院では、身体の不調をもたらせている原因を突きとめ根本的に改善を図ります。

身体の不調でお悩みの方、相談お待ちしております。

 

次回も引き続き『肝』についてお話していきます。お楽しみに(^▽^)/