からだのトリセツ(36)

今回もスミスマシンを使用したベンチプレスです。

このトレーニングポイントは、寝転がる方向です。

ベンチプレスは胸まで下ろしたバーベルを、肩のラインまで押し上げるのが理想で

寝転がる方向は頭を奥に入れるフォームです。

ですが中には180度反対の方向で行っている方もいらっしゃいます。

前述同様、バーの床と垂直に動くタイプの物なら問題はありませんが

そうでないタイプは肩関節を捻る、力が入りづらいなど効果が下がってしまいます。

そしてバーを握っている手をフックから外す時、手首が背屈(手の甲が前腕に近づく動き)し

手首に無理な力が加わり痛めやすくなります。

心当たりのある方は、一度フォームを確認してみても良いかもしれません。

上記の事を意識して是非、試してみて下さい(^^)

次回はトレーニングするにあたっての栄養を少しお話します。

 

からだのトリセツ(35)

今回はスミスマシンを使用したトレーニングのスクワットです。

スミスマシンはパワーラックと似ていますが、バーがラックと一体化していて

決まった軌道に沿って動く仕掛けになっています。バーを固定するためにバランスを

取らなくて済み初級の人は勿論、上級者は高重量を安心して扱う事が出来ます。

このトレーニングで一番多い間違いは、立ち方の勘違いです。

マシンと対面するように立ちバーの後ろ側に潜り込んで、首の後ろで担ぐのが正しい方法。

ですが、背を向けて立ちスクワットをしている方をよく見かけます。

バーの床と垂直に動くタイプなら支障はないのですが、多くの物はバーが手前から

奥へと軌道を描いています。なので背を向けて行う事で、しゃがむ度に爪先荷重

になり効果がさがりまた腰痛の原因にもなってしまいます。

自分が使用するスミスマシンを一度チェックしてみても良いと思います。

上記の事を意識して是非、試してみて下さい(^^)