東洋医学『肺』②

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

 

肺=臓で最も高位にあり肺を華蓋ともいう

肺の生理機能

通調水道を主る:津液の運行、排泄を調節する

 

が上に運んでくる津液は、肺気の宣発と粛降により全身に運行され一部は汗となって体外へ排泄される

・不必要な津液は肺の粛降作用により膀胱に運ばれ腎と膀胱の気化作用によって尿となり体外へ排泄される

 

上記のように肺は水液代謝の調節に関与しているため「肺は水の上源」「肺は水のめぐりを主る」といわれている。

そのため通調水道の機能が不足すると肺気の宣発機能が失調して毛穴が閉じると無汗浮腫(むくみ)などの症状を引き起こします。

また、肺気の粛降機能が失調すると浮腫(むくみ)小便不利(おしっこがあまり出ない)などの症状を引き起こします。

 

 

身体の不調を何処から来ているのかを知らない方がほとんどです。

身体の不調を自分で決めつけず一度当院までご相談くださいね。

原因を突きとめて根本的に改善をして快適な生活を送れるようにサポートします。

 

次回も引き続き『肺』についてお話していきますお楽しみに(^▽^)/

東洋医学『肺』①

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

 

肺=臓で最も高位にあり肺を華蓋(ふた)ともいう

肺の生理機能

気を主る

呼吸を主り、気機(気の運行)を調節する

・気の生成、特に宗気に関与する

宣発と粛降を主る

宣発:広く行き渡らせる

1.肺の気化作用を通じて濁気を吐き出す

2.により運ばれた津液と水穀の精微を全身に輸送して皮毛にまで行き渡らせる

3.衛気を宣発して毛穴の開閉によって発汗を調節する

 

粛降:肺気が上だけでなく下にも降りるようにして呼吸道を清潔に守る

1.呼吸によって清気(空気)を吸入する

2.津液を腎・膀胱へ輸送する

3.異物を取り除き、気道や肺を清潔な状態に保持する

 

※宣発と粛降は互いに助け合って活動をしているためどちらかが不足すると両方に影響する。

 

宣発と粛降に異常をきたすことで喘息・痰・くしゃみ・息切れ・口渇などの症状を引き起こします。

 

時に必要な薬や注射などに普段から頼らず本来の自己免疫を高めて強い身体をつくっていきませんか?

当院では、本来持っている自己免疫を最大限に高める治療を行っています。

身体の不調でお悩みの方相談お待ちしております。

 

次回も引き続き『肺』についてお話していきますお楽しみに(^▽^)/

東洋医学『脾』③

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

 

脾=気血生化の源

脾の生理機能

③統血を主る:血が脈外に漏れ出ないよう調節する

脾気の固摂作用によって血が脈外に漏れずに順調に循環している。

脾気の統血機能が不足する事で脾気の固摂作用も減弱し血便・血尿・崩漏〔不正性器出血〕などの症状を引き起こします。

 

 

脾気不足による身体の関連

思:気滞・気結

涎:口腔粘膜の保護作用の低下、乾く

肌肉:四肢無力・消痩

唇:艶が悪い・色が悪い

口:食欲不振・食べ物を美味しく感じない

 

症状によって出るサインも異なり人によっても異なります。

自分はどこが悪くてだるさや痛み、しびれが出ているのか分からないことがあれば当院に一度お問い合わせお待ちしております。

身体の不調を根本的に改善をして快適な生活を手にいれましょう!

 

次回は『肺』についてお話していきますお楽しみに(^▽^)/

東洋医学『脾』②

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

 

脾=気血生化の源

脾の生理機能

昇清を主る:清を全身に送る

・清(栄養物質)を心・肺・頭・顔面部へ送る

・内臓が下がらないように繋ぎとめる

脾気の昇清機能が不足する事でめまい・腹痛・下痢・内臓下垂(胃下垂など)などの症状を引き起こします。

 

 

身体に出るサイン(症状)によりどこが原因かを突きとめて治療を施さないと治ったと思ってもまた、同じように繰り返します。

当院では、根本的に改善を図れるように原因を突きとめて身体のバランスを整える治療をしています。

身体の不調でお困り方は、相談お待ちしております。

 

次回も引き続き『脾』についてお話していきますお楽しみに(^▽^)/

東洋医学『脾』①

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

 

脾:気血生化の源

脾の生理機能

運化を主る=水穀(飲食物)を精微化し全身を滋養する

①水穀の運化

飲食物の消化・吸収を行う。

また、小腸と共同作業によって気血津液を生成する。

水穀の運化機能に異常をきたすと食欲不振・消化不良・全身倦怠感

・消痩などの症状を引き起こします。

 

②水液の運化

水液の代謝作用

と共同作業によって汗・尿となり体外に排泄させて水液の代謝を維持する。

水液の運化機能に異常をきたすと余分な水液が体内に停滞し、

湿・痰・浮腫などの症状を引き起こします。

 

 

 

身体の不調のサインは、思わぬところからやってきて体のだるさや痛み、しびれとなっていきます。

身体のバランスを整えて快適な生活をおくりませんか?

当院では、原因を突きとめて根本的に改善を図ります。

お体でお悩みの方相談お待ちしております。

 

次回も引き続き『脾』についてお話していきますお楽しみに(^▽^)/

東洋医学『心』②

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

 

心の異常による身体の関連

喜:精神状態に異常をきたし浮かれ過ぎるように笑う。

汗:出るべき時に汗が出なかったり、むやみやたら出たりする。

脈:脈が渋る、不整脈

顔面:青紫色、青白く艶がない。

舌:味覚障害、言語障害、失語、舌質暗紫、瘀斑

 

(付) 心の関係する心包

心包膻中(胸中)穴

心臓の外面を包んでいる膜で心臓を保護する作用がある。

心を保護しているので外邪が侵入すると心に代わって先ず心包が病られる。

 

 

身体のどこかを悪くなることで身体のバランスが崩れてさまざまな症状を引き起こします。

当院では、身体のバランスを整えて快適な生活を送れるようにサポートします。

身体の不調でお困りな方、お問い合わせお待ちしております。

 

次回は『脾』についてお話していきますお楽しみに(^▽^)/

東洋医学『心』①

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

 

心:舌に開竅する=心の状態を反映する。

心の生理機能

血脈を主る:血液を血管に絶え間なく運行させ身体各部を滋養する

心の気が不足する事で顔色が優れなかったり、脈が細くなる。

そのため、唇や顔色が悪く(チアノーゼ)不整脈なども引き起こす恐れがあります。

 

神志を主る:精神活動をメインに安定・調和を保つ働きをする。

心の血脈と密接な働きをして血が充実していれば精神状態も安定して思考も明瞭だが心の気が不足する事で血の循環が悪くなり、不眠・多夢・気持ちが落ち着かなくなり、うわ言を言ったり、物忘れも多くなるなどを引き起こす。

 

心と血のバランスを整え内から身体を治療することで根本的に改善に繋がります。

当院では、身体のバランスを整え本来の美しい身体を取り戻せるように取り組んでいます。

TEL・Webからでも問い合わせお待ちしております。

 

次回も引き続き『心』についてお話していきますお楽しみに(^▽^)/

東洋医学『肝』②

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

肝の生理機能

臓血を主る:血を貯蔵している。

夜になると血が肝に戻る、肝に血が戻らなくなると不眠になる。

異常により眩暈・難聴・不眠・子宮不正出血などをきたす恐れがある。

 

肝気不足による身体の関連

:イライラ・のぼせ

:筋肉のけいれん・四肢のしびれ

:柔らかく薄い・もろい・艶がない・変形

:視力減退・目の疲れ

:目の乾燥・赤目

 

身体の不調は何らかのサインをだしています、そのサインに気づいてあげてください。

身体を良くしてより快適な生活をおくりませんか?

身体の不調でお悩みの方お問い合わせお待ちしております。

 

次回は『心』についてお話していきます、お楽しみに(^▽^)/

東洋医学五臓『肝』①

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵、運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

肝の生理機能

1.疏泄を主る

①気の昇降出入:気血の流れを円滑にして隅々までいきわたらせる。

異常により頭痛・めまい・耳鳴り・胸の締め付け感・吐血・月経痛・生理不順などの症状が現れる。

②脾胃の運化:肝機能の疏泄と密接な関係、食べ物を吸収して運ぶ。

異常をもたらすとしゃっくり・ゲップ・胃もたれ腹痛などの症状が現れる。

③胆汁の分泌.排泄調節:脾胃の運化を助ける。

異常により消化不良・口が苦い・黄疸などの症状をもたらす。

④情志(感情、意志)の調節:判断力、計画性などの精神活動

異常によりイライラ・大きなため息をつくようになったり、全く人の話を聞かなくなったりする。

 

 

体は非常に緻密にできています。

身体のバランスを整え快適な生活をおくりませんか?

当院では、身体の不調をもたらせている原因を突きとめ根本的に改善を図ります。

身体の不調でお悩みの方、相談お待ちしております。

 

次回も引き続き『肝』についてお話していきます。お楽しみに(^▽^)/

東洋医学『津液』②

津液の代謝

津液の生成、多くの臓腑の関わりによって成り立っている。

飲食物をで受け入れそこから小腸大腸と分別されるが各々の運化作用によって吸収された水穀の精微や水分を気化して津液を生成している。

 

津液の効能

1.滋潤滋養

・組織を潤して、保護する

・関節の動きを滑らかにする

2.臓腑の機能によって営気と共に血となる

3.津液の代謝を行うことによって気、血、津液のバランスを整え全身の陰陽のバランスを調整している。

4.津液の代謝をの過程にによる代謝産物を排泄して臓腑の機能を活性化させる。

 

津液の不足により手足のほてりのぼせ・皮膚の乾燥目の乾き口の渇き便秘空咳などを引き起こします。

また、津液の停滞によって浮腫(むくみ)になります。

 

 

 

身体のバランスを整え快適な生活をおくりませんか?

当院では、身体のバランスを整え快適な生活を送れるようにサポートします。

身体の不調でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

次回は、五臓についてお話していきます。お楽しみに(^▽^)/