東洋医学『脾』③

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

 

脾=気血生化の源

脾の生理機能

③統血を主る:血が脈外に漏れ出ないよう調節する

脾気の固摂作用によって血が脈外に漏れずに順調に循環している。

脾気の統血機能が不足する事で脾気の固摂作用も減弱し血便・血尿・崩漏〔不正性器出血〕などの症状を引き起こします。

 

 

脾気不足による身体の関連

思:気滞・気結

涎:口腔粘膜の保護作用の低下、乾く

肌肉:四肢無力・消痩

唇:艶が悪い・色が悪い

口:食欲不振・食べ物を美味しく感じない

 

症状によって出るサインも異なり人によっても異なります。

自分はどこが悪くてだるさや痛み、しびれが出ているのか分からないことがあれば当院に一度お問い合わせお待ちしております。

身体の不調を根本的に改善をして快適な生活を手にいれましょう!

 

次回は『肺』についてお話していきますお楽しみに(^▽^)/

東洋医学『脾』①

五臓

大自然の中には陰と陽があり五臓は陰にあたり別名陰臓と呼ばれている。

役割:気・血・津液を生成、貯蔵運搬などの働きがある。

また、互いに協力や制約をすることで全体のバランスを保っている。

 

脾:気血生化の源

脾の生理機能

運化を主る=水穀(飲食物)を精微化し全身を滋養する

①水穀の運化

飲食物の消化・吸収を行う。

また、小腸と共同作業によって気血津液を生成する。

水穀の運化機能に異常をきたすと食欲不振・消化不良・全身倦怠感

・消痩などの症状を引き起こします。

 

②水液の運化

水液の代謝作用

と共同作業によって汗・尿となり体外に排泄させて水液の代謝を維持する。

水液の運化機能に異常をきたすと余分な水液が体内に停滞し、

湿・痰・浮腫などの症状を引き起こします。

 

 

 

身体の不調のサインは、思わぬところからやってきて体のだるさや痛み、しびれとなっていきます。

身体のバランスを整えて快適な生活をおくりませんか?

当院では、原因を突きとめて根本的に改善を図ります。

お体でお悩みの方相談お待ちしております。

 

次回も引き続き『脾』についてお話していきますお楽しみに(^▽^)/